母指と小指を対立させたときに1,2の部位で腱が浮き上がってくるのが視覚的に確認できると思います.
1本浮き上がっており,それがほぼ前腕中央であればそれが長掌筋腱です.2本浮き上がっている場合は,尺側がわが長掌筋です.
もし,1本でありその位置が橈側寄りであれば,長掌筋が欠落している可能性があります.
長掌筋を触診することはさほど重要ではありませんが,他の橈側手根屈筋や尺側手根屈筋,浅指屈筋を触れるときの指標になります.
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wpm/learning/post/55