「痴呆の人の思い、家族の思い」
社団法人呆け老人をかかえる家族の会 中央法規出版 1600円
⇒ 詳細(中央法規出版)
「呆け老人をかかえる家族の会」(現:認知症の人と家族の会)が2002年に全国の介護家族を対象におこなったアンケートをもとに、認知症をもつ方とご家族の日々の暮らしの中で垣間みられた哀しみ、怒り、喜び、涙…などの生の声を丁寧にすくいあげている本です。
どのページも見開き1ページ2ページくらいで構成されていて文字も大きめなので、介護に忙しく集中して本を読むことができるようなまとまった時間をとりにくいご家族の方にとっても手にとりやすく読みやすい本だと思います。
もちろん、認知症をもつ方や介護されるご家族の方に接している私たちにとっても深く学ぶことのできる本だと思います。