清宮 良昭 (せいみや よしあき),自宅
業務は、監事です。就任して6年になります。
業務内容は、財務状況と予算執行状況から本会の運営が目的に一致しているかを見つめ、会員の利益と作業療法の向上に寄与する活動に会費を適正に活用されていることを見守り、確認することです。
監事の仕事は、黒子であり目立つものではありません。監事の職務の面白さは、会の運営を財政面から見つめ、限られた予算で効果的な活動ができるように、今の財産と将来の会員数と収入の変化を予測して、今と将来の活動のための財産の運用を見定め、助言することです。
現会長から依頼された。8年前に青森県から神奈川県に移動して、本会の総会に出席したときに、本会の財産管理に疑問を感じていたところに、会長から依頼されたので快諾した。
傍観者の姿勢から、主体的の行動をする立場になることで、県士会の活動を全体的に把握する姿勢を持ち、それに伴い社会の捉え方が変化する。
専門職団体の存在意義は、会員の知識と技術を高度な位置に導き等質にすることと、会員の社会的地位を保持し向上することです。
会員の知識と技術の向上には、研修会や学会などの開催と資料の提供が基本ですが、先輩と後輩の関わりや他施設や異分野の人との関わりなどが促進するように、個人的な関わり合いの演出を行うことが重要です。
会員の社会的地位の向上には、行政や他の専門職団体と相互理解を深め、社会的提言や活動を行うことが基本ですが、作業療法士が実行できる具体的な治療技術を世間に示す機会を作ることが重要です。
特別に認識できていません。
作業療法は、医療職として哲学と知識、技術を高めなくてはいけません。しかし、医療と福祉の哲学、対象者の捉え方や治療指針などは、医療職福祉職の共有のことが多いです。作業療法士に必要なことは、生活行為の支援に何ができるかを明瞭に示し、他の専門職や対象者から期待される存在になることに努力し続くることは必要です。
平成27年2月9日掲載