以前に紹介した「毛糸モップ」のちょっとした工夫です。
その1
両手の協調性が低下していたり、片麻痺のある方に(写真1)
ハンガーの下辺中央あたりをたわませます。
すると、テーブルとハンガーの間にすき間ができるので
毛糸をくぐらせることがカンタンになります。
その2
写真1では、ちょっと確認しづらいかもですが
ハンガーの両側肩先に結びつけた毛糸を移動させておくと
ハンガーとテーブルの摩擦抵抗が大きくなるので安定しやすくなります。
あまり、明確でないカタチでハンガーの安定性を高める時に使うテです。
明確な方法としては、文鎮などのおもりでハンガーを固定したりテープで固定したりします。
その3
手指の協調性が低下している方に(写真2)
片麻痺などのはっきりした運動麻痺がない方でも、手指の協調性が低下しているお年寄りは案外多いものです。
そういう時には、毛糸の糸端をセロテープで固定しておきます。
あとは、普通にハンガーに毛糸を結びつけておくだけ。(写真3)
完成したら、糸先のセロテープ部をはさみで切り落として通常通りに仕上げるだけです。
ちなみに毛糸モップの作り方はこちら
http://kana-ot.jp/wpm/tips/post/162
以上、ちょっとした工夫のあれこれでした。