152号:親離れ二歩目

152号:親離れ二歩目 先日、子供が保育園のお泊り保育に参加してきました。私の周りでは子供だけ実家にお泊りという話を聞きますが、我が家では一切ありませんでした。
 私が比較的実家の近くに住んでいたこと、母が長時間の子守りを好まないことなどが理由ですが、息子も一人で泊まりたいとは一度も言ったことがありませんでした。そんな子がお泊り保育を無事に終えられるのか?保育園に通い始めた時が親離れ第一歩とすると、お泊り保育は親離れ二歩目といったところでしょうか・・・。
 保育園の先生にも「実は心配なんですよ~。(笑)」と言われてしまい・・・。そんな周囲の心配をよそに当のご本人は「仲間が一緒だから大丈夫!!」と、仲間とのお泊りをとても楽しみにしていました。

 さて、お泊り保育当日、私は仕事をし、夕方からは地域リハの連絡会に出席、そのあと主人と夜の映画鑑賞といった産後以来なかった開放感を満喫しつつも、常に先生から緊急の電話がないかどうか携帯チェックしてソワソワしていました。
 さて、先生からの連絡もないまま朝を迎えてお迎えの場所に行くと、お友達と楽しそうにしている息子を見て一安心★。しかし、息子が私のことに気づいた瞬間、「ママ~!!」と言って私に抱きつきオイオイと泣くではありませんか。私も先生もお友達もお迎えに来ていたママ達もびっくり!「今までずっと楽しくしていたのに~。」と先生に言われました。
 どうやら、私の顔を見たとたん、それまで一緒にいなかったことに気づいて急にさみしさが込み上げてきた様子。「まったくややこしい時間差がある子だなあ」と思いつつも「まだまだかわいいなあ」と愛しく思いました。

 10年後には確実に親離れしている息子を想像すると今こそ思い切りスキンシップをとっとかないと!と思いつつ、現実は息子のラブラブアタックにうんざりして冷たくあしらってしまう私です。ごめんね★。でも、おっきくなってもママの隣で仲良く歩いてね。「無理!」って言われるかしら?言われるでしょうね。

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