139号:神奈川頸髄損傷者連絡会・総会

 一般社団法人となった神奈川県士会には、神奈川県民にとって有益な事業運営が更に求められていると感じております。今年度から部の名称を新たにして地域リハビリテーション部(以下、地域リハ部)となり、より地域に基づいた活動を目指していきたいと考えています。その一つとして神奈川県内の障害者団体との交流・連携を推進するための事業を展開していきます。

 第一歩として、6月に神奈川頸髄損傷者連絡会(以下、神奈川頸損会)と日本ALS協会神奈川県支部(以下、ALS神奈川支部)の総会に出席しましたのでご報告いたします。

【神奈川頸髄損傷者連絡会・総会】

日時:平成21年6月7日(日)13:00~15:00
場所:厚木市福祉センター

神奈川頸髄損傷者連絡会・総会

神奈川頸損会 会長 星野太志氏(中央)と

 当日は10数名程度の当事者とその家族、ボランティアの学生が参加。疾患の特性から車椅子は電動のものが多く、会場内は車椅子操作(リクライニングの角度調整など)の機械音が鳴り響いていました。また腹部の筋収縮が得られない影響もあり参加者の声が小さいことも印象的でした。

 現状の活動は懇親会・交流会が多く、対外的な活動としては自立支援法反対運動への参加、「交通アクセス」行動への参加などをおこなっているとのこと。

 神奈川頸損会と作業療法との関係は、1.各病院・施設の作業療法士が個々に活動に参加,2.養成校の学生がボランティアで参加と個人では繋がりがあるようです。

 神奈川頸損会は以前に比べると会員数が減少しており問題の一つとなっているようです。
当県士会ではイベントでのパンフレット配布などで協力が可能かと考えています。その他にも、交流・連携が可能な活動を模索していきます。

(神奈川頸髄損傷者連絡会HP http://www.k-sonet.jp/


>> 日本ALS協会神奈川県支部の記事はこちら

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