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発達障がいの作業療法 : Developmental Disorder

発達障がいの作業療法 (Developmental Disorder)からだやこころの成長・発達に障がいをもったお子さんに対してリハビリテーションを行います。

作業療法士は、先天的な病気や出産時のトラブル、乳幼児期の病気などにより、発達段階で障がいを抱えたお子さんに対して、からだやこころの基本的な機能の発達や改善を援助します。また、乳幼児期の子育て支援や学童期の学校生活支援、社会生活支援など、さまざまなライフステージにおける社会参加を支援します。


発達障がいの作業療法:乳児期~幼児期乳児期~幼児期 : Infancy – Childhood

からだの障がいによる運動発達の遅れや、認知機能の障がいによる知的な発達の遅れ、発達障がいによりコミュニケーションの発達に問題がある乳幼児を支援します。遊びや日常生活活動を手段としたご本人への支援の他、ご家族や担当保育士等への相談・支援も行います。

発達障がいの作業療法:学齢期~成人期学齢期~成人期 : School Age – Adulthood

障がいを抱えた児童生徒や青年の、学生生活や社会生活を支援します。発達障がいがあるお子さんの中には、手先が不器用で図工や音楽・体育が苦手だったり、落ち着きがなく授業中に離席が多い児童生徒もいます。道具の工夫や環境を工夫することで、児童生徒の適応を支援します。いくつかの神奈川県立の特別支援学校では、作業療法士が「自立活動教諭」として勤務しています。作業療法士が教員と協働して、学習のみでなく、食事や衣類をたたむなどの日常生活活動へも支援を行っています。

撮影協力:横浜市総合リハビリテーションセンター 他

発達障がいの作業療法 : Developmental Disorder


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