高齢期の作業療法 : Elderly people with dementia

からだやこころに障がいのある65歳以上の方に対してリハビリテーションを行います。

作業療法士は介護老人保健施設や通所介護・訪問リハビリテーションなどの介護保険のサービス提供事業所を主な勤務先として、高齢によりからだやこころのはたらきが衰えたとしてもその人らしく暮らせるように支援を行います。

【暮らしを支える】

できるだけ長くからだやこころのはたらきや暮らしの能力が保てるように練習を行います。
また、たとえからだやこころのはたらきが衰えたとしても環境や方法を工夫することで少しでも暮らしやすくなるように、市販の機器・道具のご紹介や手持ちの道具に工夫をしたり新しい動作方法のご提案をします。

【その人らしさを支える】

年齢を重ねてからだやこころのはたらきが衰えたとしても、その人らしさは変わることはありません。そのことが実感できるよう作業療法士は援助します。
その人ができることを見出し、その人の良い面が良い方向に現れるような「体験」を協働して行います。