令和元年度 現職者選択研修 (神奈川:発達障害領域)

現職者選択研修は、現職者共通研修と同様に生涯教育制度の基礎研修の修了に必須です。生涯教育制度の必須基礎研修で、生活行為向上マネジメント(MTDLP)基礎研修(県士会MTDLP推進委員会主催)と領域別(身体・老年期・精神・発達の各障害領域のうち1領域を選択、選択領域は業務の領域とは関係ありません)の2テーマを受講します。

また、この研修会は、作業療法の専門領域を越え、わが国で働く作業療法士として基本的に知っておくべき各領域に関連する作業療法の理論や現状について学習することが目的です。また、ある特定の疾患や障害のみを取り上げるものではなく、受講者が自身の勤務する施設での作業療法だけにとらわれることなく、作業療法全体をイメージできるよう学習します。

そのため、選択領域は、自分の職場の領域でも興味のある領域でも構いません。自身の所属領域だと物足りなさを感じるかも知れません。そのため自身の領域以外の受講をお勧めします。
今年度は、以下の2領域を開催します。

また、またポイントシール(2ポイント)が配布されます。

令和元年度 現職者選択研修:発達障害領域の作業療法

今年度は企画者を刷新し企画を練り直しました。小児領域の作業療法士として身につけておきたい評価と治療をベースに、摂食嚥下・ICT・自閉症といったトピックスに応じて、事例を含めて実践的な内容での研修を行います。講師の先生は、専門作業療法士である神作氏をお招きすることが叶い、2コマご講義いただきます。また他の講師のお二人も今研修会では初めてご講義いただきます。新鮮な内容となることは間違いありません。この機会に他領域の方々もぜひ足をお運びください。
  1. 日時と内容:令和2年2月2日(日)
    9:15~受付

    1.9:30~11:00 小児領域における作業療法の評価と治療の実践について
    2.11:10~12:40 摂食嚥下機能の評価と治療について(0~18歳)
    講師  神作 一実 氏(文京学院大学教授)※2テーマとも 
    専門作業療法士(摂食嚥下)

    お昼休み          

    3.13:30~15:00 ICT支援の実践について(0~18歳)
    講師  加藤 直樹 氏(横浜医療福祉センター港南)
    主な執筆:「発達領域におけるICT・AIの活用」OTジャーナル Vol53 No.10,2019

    4.15:10~16:40 自閉症スペクトラム障害児・者に対する評価と治療について(0~18歳)
    講師  戸塚 香代子 氏(川崎市中央療育センター)
    主な執筆:「ASD児への発達特性を生かした発達支援と生活支援」MB Med Reha No.237,2019

  2. 会場:ウイリング横浜
  3. 参加費:4,000円

研修会の申し込みに関して

  • 申し込み資格
    OT協会かつ神奈川県士会会員であり会費納入者であること(当日入会はできません)。
    他県士会の方も申し込み可能ですが、申し込み人数によってはお断りせざるを得ない場合もあります。
  • 申し込み方法
    <以下のフォームからのみとなります> *申し込み先と以下の問い合わせ先は異なります。ご注意を!
    https://fs223.formasp.jp/n699/form7/
  • 申込期日
    掲載日から開催日の2週間前まで(期日以降はお問い合わせください!)
  • 注意事項
    受付業務の都合上、お手数でも必ず研修会ごとに、また会員各個人にて申し込み下さい。研修会一括や職場でまとめての申し込みは受け付けません。
    特に返信がない場合には、受講許可となります。
    当日はOT協会研修受講カード(または会費払い込み証)、生涯教育手帳をご持参ください。手帳内受講記録に受講印を押印します。手続き上手帳がまだ届いていない方は領収書が参加証明となります、届きましたら押印手続きをお願いします。
    申し込みのない当日参加はできません。また遅刻・早退の場合受講修了印は押せません。

問い合せ先

<申込先ではありません。申し込みは上記です>

教育部 奥原孝幸 kyoikuアットマークkana-ot.jp
神奈川県立保健福祉大学作業療法学専攻 Tel 046-828-2738
生涯教育制度に関しては、OT協会のウェブサイトをご参照ください。
県士会ウェブサイトからも質問ができます


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