小室機器展示委員長の言葉@県士会ニュース159号

機器展示は、学会プログラムのもう1つの大きな目玉。
最新情報はもちろん、ふだん接しにくい分野でのお得情報から新たなアイデアが浮かんだりすることもありますよね?
今回、そんな機器展示関連を担当したのは小室容子機器展示委員長です。
小室機器展示委員長の言葉を第159号の県士会ニュースからご紹介いたします!

 

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「第14回 神奈川県作業療法学会機器展示及びランチョンセミナーについて」

平成25年巳年がスタートしました。
皆様、新年の幕開けをどのようにお過ごしになりましたか?

そして今年は、2年に1回の開催となる「第14 回 神奈川県作業療法学会」が平成25年4月21(日)に小田原市で開催されます。
会場は国際医療福祉大学・小田原キャンパスです。
学会準備委員会のメンバー達は、いよいよ3ヶ月後に学会当日を迎えるところまで来たという期待感でいっぱいです。
しかし同時にどのくらいの人数の方々が学会に足を運んでくれるのだろうか、様々なキャリアの先生方や学生の皆さんが学会に参加して我々のメッセージ を受け取ってくれるのだろうか…など不安な思いが募っているのも事実です。

平成23年10月17日に学会準備委員会が発足して から、約1年間学会テーマである「つなげよう過去 から未来へ-作業療法の挑戦-」を掲げて学会プログラムや構成、そして機器展示について検討して参りました。
平成24年7月の神奈川県作業療法士会ニュースにて菅原学会長が投稿されたように、日本のリハビリテーションにおける神奈川県作業療法士会の位置づけを認識すること、そして各分野で歴史を作ってこられた先人達の経験や知恵を若い世代の作業療法士が受け継いでいくことの必要性を感じています。
そして本学会がその継承の架け橋となれるよう学会準備委員会のメンバーは一丸となって取り組んで参ります。

さて本学会の機器展示は、小田原市にゆかりのある企業を中心に顔の見える連携を目指しています。
また患者様や利用者様のより良い生活をサポートする専門職として、作業療法士は自助具や福祉用具の知識・最新情報を把握しておくことが必要であり、 その際に正しい使い方や商品の特性を知っておくことはもっとも重要です。
本学会の機器展示では「使ってみる、体験してみる、感じてみる」ことを重視し、可能な限り体験型の展示を企画していきます。

またランチョンセミナーでは、神奈川県内でご活躍をされている作業療法士の先生をお招きして、「自助具」の有効性を考える場を共有したいと思います。
そして自助具の作製のポイントや地域生活を支える自助具の今後の在り方について皆さんと情報共有していきたいと考えています。

古き良き時代を継承しつつ、新たな作業療法の可能性に向けて挑戦していくために、より多くの方々と思いを共有する場になることを願っています。
皆様の学会へのご来場を心よりお待ちしています。

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