認知症施策

認知症施策ご存知の方も多いと思いますが、厚生労働省情報です。(厚生労働省HPより)
6月に出た「「今後の認知症施策の方向性について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/dl/houkousei-02.pdf
9月に出た「認知症施策5か年計画(オレンジプラン)」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/2r9852000002j8ey.pdf

国がどのように考えているのか診療報酬・介護報酬の改定時期はもちろんですが、日頃から情報を収集し今後の方向性を知っておくことはとても重要なことだと感じています。
管理職の立場では、人員配置や研修設定に直接関わってくることですしそうでない人にとっても、業務改善提案には必須です。
大きな枠組みや経過を知っていると、いざ改定という時に判断に迷った時の類推の根拠にもなり得ます。

今やネットでさまざまな情報発信がおこなわれています。
情報格差は今後ますます広がってくるでしょう。
と同時に「知っている」だけではなくて「活用する」ことが求められてくる時代です。
ネットの世界は玉石混淆ですが、私は厚生労働省の情報には目を通すようにしています。
その1つとして利用しているのが、厚生労働省の新着情報配信サービスです。
http://www.mhlw.go.jp/mailmagazine/shinchaku.html
また、メディアや医療介護関係のtwitterアカウントは積極的にフォローして情報モレのないように気をつけています。

神奈川県作業療法士会の社会保障制度委員会ウェブ管的知恵袋のリハヘッドラインの更新情報が出た時にも必ずチェックするようにしています。
情報収集は、どうしても自分の専門分野に偏ってしまいがちですが、これらで取り上げられていることは重要なことなので専門外でも最低限知っておこうと考えています。

診療報酬・介護報酬の改定時期になると決まって「情報が少ない。遅い。もっと情報を」という声がネットにあふれるようになります(^^;
「あの人はこう言っていた」「あそこではこうしている」という他人の判断を鵜呑みにするかのような声も聞こえてきがちです(^^;
ネットの海で溺れないように、まさしく自己責任で情報収集に励みたいものです。
日頃から情報に接し読み解く努力を重ねていると、自然と目端が利くようになってくるものです。
「No shortcuts – 情報収集に王道なし」ですね。 

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