Tag: 神経細胞

脳が記憶を思い出す際の新たな仕組みを解明

順天堂大学、脳が記憶を思い出す際の新たな仕組みを解明(マイナビニュース 2016/10/7)
http://news.mynavi.jp/news/2016/10/07/192/

≪概略≫
・記憶想起における側頭葉の働きは詳細に判明していなかったが皮質層ごとに異なる情報処理を担っていることを発見
・側頭葉における記憶想起の情報処理が従来と同様に浅層から深層への情報伝達を担っていることを示していると説明
・将来的には神経回路が損なわれることにより起きる記憶障害への診断・治療法の開発につながることも期待される

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脳梗塞後遺症治療に役立つ可能性

においかぎ分ける遺伝子を発見…脳梗塞後遺症治療に役立つ可能性(読売新聞 2016/8/12)
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160812-OYTET50006/?catname=news-kaisetsu_news

≪概略≫
・脳の前部のにおいを感じる組織「嗅球」にある「 顆粒細胞」という神経細胞の「5T4」という遺伝子に注目
・顆粒細胞は5T4の働きにより情報処理の回路を作ることが判明
・5T4の働きを薬などで操作可能になれば傷ついた脳の回路を再生し後遺症を抑える治療法の開発が可能になりえる

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心拍数でてんかん発作の予知に成功 – ウェアラブルデバイス開発へ

熊本大-心拍数でてんかん発作の予知に成功 – ウェアラブルデバイス開発へ(マイナビニュース 2016/3/4)
http://news.mynavi.jp/news/2016/03/04/338/

≪概略≫
・心電図をもとに算出した「心拍変動」という指標からてんかんの発作を予測することに成功
・多変量統計的プロセス管理という工学的手法を用い、心電図データを解析
・91%の高い精度で発作を予知することができ、発作が起こる約8分前に予知することが可能であることが判明

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妊娠中の抗てんかん薬投与が子供の学習/記憶障害を引き超す可能性

妊娠中の抗てんかん薬投与が子供の学習/記憶障害引き起こす可能性-九大(マイナビニュース 2015/11/20)
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/20/208/

≪概略≫
・抗てんかん薬であるバルプロ酸(VPA)は妊娠中の投与が子供の学習・記憶に悪影響を与え、またこれらの能力低下は自発的運動にて改善できる
・実験においてVPA曝露マウスは神経幹細胞の数が少なく新生されるニューロンの数も減少。また、機能的な異常もおこる
・自発的運動は海馬のニューロン新生を亢進させ、新生ニューロンの機能的な異常も改善できることが判明
・これらの知見を人に適応する際、適切な運動療法の程度や強度、期間など検討すべき点は多い

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記憶シナプス減少が統合失調症に関与か

記憶シナプス減少が統合失調症に関与か(読売新聞2014/8/7)
http://news.mynavi.jp/news/2014/08/07/404/

《概要》
・研究グループは霊長類のモデル動物の大脳皮質の発達過程を調べ、記憶や感情に関わるシナプスと判断に関わるシナプスに注目した
・両シナプスは幼児期にシナプスを増大させた後、少年期に入ると減少する。判断に関わるシナプスは思春期以降も減少するのに対し、記憶や感情に関わるシナプスは一定数を保つ
・記憶や感情に関わるシナプスの減少が統合失調症の発症に関与していると考えられ、発症時期もこの現象の関与を裏付けている。

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脊髄損傷ラットの神経細胞20倍増

脊髄損傷ラットの神経細胞20倍増  京大など、症状改善(朝日新聞Digital 2014/5/16)
http://apital.asahi.com/article/news/2014051600003.html

≪概略≫
・神経細胞のもとになる幹細胞に作用するタンパク質を使用して、損傷したラットの脊髄で神経細胞を増やすことに成功
・成長した哺乳類の脊髄では、幹細胞からはほとんど作られることのない神経細胞が、今回は約20倍多く作られた
・成功した京都大の教授らは、「軽い脊髄損傷ならこの手法で治せる可能性がある」と話す

関連記事
脊髄損傷、酵素で神経細胞再生・・・京大グループ(YOMIURI ONLINE 2014/5/16)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=98352

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脳の神経退化、リハビリで活性

脳の神経退化、リハビリで活性 損傷時「バックアップ」(朝日新聞Digital 2014/1/25)

http://apital.asahi.com/article/news/2014012500006.html

≪概略≫
・脳卒中からのリハビリで運動機能が回復する際、人の脳では退化していると考えられていた部位が損傷を補うように活性化していることが解明された
・脳卒中になった男女10人の脳が約3か月のリハビリでどう変化するか調査
・損傷した神経細胞は回復しなかったが、「赤核」の神経の活性化が確認された

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統合失調症に関わる遺伝子解明

統合失調症に関わる遺伝子解明(YOMIURI ONLINE 2012/9/20)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65139

≪概略≫
・統合失調症の発症に関わる神経の機能異常と、それに関わる遺伝子が明らかにされた
・抑制性の神経細胞への物質の投与でマウスの精神症状が治まった
・統合失調症の新薬開発につながる研究として注目されている

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