〜データシートの作り方〜
作ゾーさん電撃結婚!しばし臨床と臨床研究を離れ、登山用の大きなリュックを背負ってハネムーンへ行きました。行先は、スイス・ユングフラウヨッホ。かわいい奥さんと、夫婦で登山です。
さて日本では・・・神奈川県作業療法学会へのエントリーに向けて、かなちゃんにも気合いが入ってきました。かなちゃんは、作ゾーさんバリの黒いケーシーでびしっと決めています。今日は木工室で研究の症例として選択した患者さんのことを考えながら、カルテとにらめっこしています。隣では先輩 せらピーさんが、スプーンの自助具を作っています。
説明
研究は順調に進んでいますか?研究中、患者さんたちの急な状態変化や、急な退院・転院など、予想外の状態に陥ることも少なくありません。研究の目的と自分の目標を見失わず、対象となる症例を再度検討したり、症例数が減っても継続する方法を考えたりして、最後まであきらめずにがんばってください。
データを収集する際は、パソコン上もしくは紙面上に必要なデータ項目を記載したデータシートを作成し、データをその場で記入していけるようにしておくと、データ項目のもれがなく、統計処理を行う際も容易になります。最近では、電子カルテ・部門システム上で統計処理が行える施設も多いと思います。自分の研究デザインや、自分の環境にあったデータ集積方法を考えましょう。
Ⅰ.カナちゃんのデータシート
かなちゃんの研究では、毎日の取得データはWeintraubのみです。このため、データシートはパソコンの表計算ソフト上に用意しておくだけでもよいでしょう。すぐに表やグラフを作成したり、統計処理を行ったりすることができます。また、症例数を増やしていく際にも対応できます。
Ⅱ.その他 データシート例
施設のスタッフ複数人でデータを集めたり、複数のデータを何回かにわたって集計したりする場合には、データシートを紙面上に作成して集積していくことが必要な場合もあります。データシートの例を掲載しておきます。
それでは、発表までもう少しです。がんばってくださいね。
友情出演
ナビゲーター/Story原作: 森下史子
イラスト: OTナガミネ http://otoba.ame-zaiku.com